はじめに:作業を止める“Wi-Fiの不安定さ”あるある
MacBookで作業していると、こんな経験はありませんか?
Zoom会議で音声や映像が途切れる
Safariでページ読み込みに時間がかかる
スマホは快適なのにMacだけ遅い・切れる
Wi-Fiが安定しないと、仕事も趣味もすべての効率が落ちてしまいます。
実は原因は「Mac側の設定」「家の環境」「使っている機器」の3つに分けられるんです。
この記事では、それぞれの原因と解決方法を順番に解説します。さらに、根本的に改善できるおすすめルーターや中継機も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
原因①:Macの設定やソフトウェアによる不具合
macOSを最新にアップデート
古いOSはWi-Fi関連の不具合が残っていることも。
「システム設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート」から最新版をインストールしましょう。
ネットワークを削除して再接続
接続先Wi-Fiに問題がある場合、一度削除して再登録すると改善することがあります。
- 「システム設定 → Wi-Fi」からネットワークを削除 → 再接続。
DNS設定を変更
プロバイダーのDNSが不安定な場合は、Google(8.8.8.8 / 8.8.4.4)やCloudflare(1.1.1.1)に変更すると速度が安定するケースがあります。
原因②:電波環境や利用シーンによる影響
電波干渉(Bluetooth・電子レンジなど)
- Bluetooth機器や電子レンジは2.4GHz帯と干渉しやすい
- 接続が切れるときは、5GHz帯に切り替えると改善しやすい
壁・距離の問題
Wi-Fiは壁や床を越えると弱くなります。
ルーターから離れた部屋で使うと不安定になるのは自然な現象。
2.4GHzと5GHzの使い分け
- 2.4GHz:電波が遠くまで届きやすい、ただし速度は遅め
- 5GHz:高速だが障害物に弱い
MacBookを使う場所によって、SSIDを切り替えると安定性が増します。
原因③:機器の老朽化や性能不足
古いルーターを使っていないか?
Wi-Fiルーターは5年以上前のモデルだと最新規格に対応しておらず、接続が遅くなりがち。
最新のWi-Fi 6 / 6E対応ルーターに変えるだけで大幅改善するケースがあります。
中継機やメッシュWi-Fiで家全体をカバー
- ルーターを置き換えずに改善したい場合、中継機の追加が有効。
- 大きな家や複数階なら、メッシュWi-Fi(複数ルーターで家全体をカバーする仕組み)が最適。
有線LANアダプターで一時的に安定化
オンライン会議や大事な作業は、有線接続がやっぱり最強。
USB-Cアダプター経由で有線LANを挿せば、Wi-Fi環境が不安でも安定します。
解決のために選ぶべき機器
おすすめルーター(Wi-Fi 6対応)
- BUFFALO WSR-3200AX4S → 国内メーカー、設定簡単、在宅ワーク向き
- TP-Link Archer AX73 → コスパが高く、通信も安定。外出先からのリモート管理も可能
おすすめ中継機
- BUFFALO WEX-1800AX4EA → コンセント直挿し型で手軽に拡張
- TP-Link RE605X → Wi-Fi 6対応の高性能中継機
おすすめメッシュWi-Fi
- Google Nest Wi-Fi → デザインも良く、家全体をカバー
- TP-Link Deco X60 → コスパと性能のバランスが良い
まとめ:まずは設定見直し、それでもダメなら機器刷新を
MacBookのWi-Fiが不安定な原因は、大きく分けて3つ。
- 設定やソフトウェアの不具合
- 環境による電波干渉や距離の問題
- ルーターや中継機など機器の性能不足
設定で直らない場合は、ルーターや中継機を見直すだけで劇的に改善することも珍しくありません。
快適なネット環境に投資することは、仕事や趣味の効率を最大化する一番の近道です。