はじめに

「MacBook、オシャレで軽くて気に入ってるけど…なんか使いにくい?」

実はその“もやもや”、初期設定や使い方のクセが原因かもしれません。Windowsから乗り換えた人やMac初心者がつまずきやすい「やりがちな失敗」を10個紹介し、正しい設定・対処法を解説します。

この記事を読めば、Macのストレスが激減し、快適な作業環境が整います!


MacBook Dockの整理方法|アプリを減らして見やすくする設定

MacBook Dockの整理方法|アプリを減らして見やすくする設定

Dockから不要アプリを削除する手順

Dockとは画面下部に表示されるアプリ一覧です。よく使うアプリだけを残すことで、見やすく効率的に作業できます。

不要なアプリはアイコンを右クリックし、「オプション」→「Dockから削除」を選びましょう。

Dockサイズや位置を変更する方法

  • 「システム設定」→「デスクトップとDock」からサイズ調整や画面位置変更が可能です。小さくすると表示領域を広く使えます。


Finderを使いやすくする設定|サイドバーとスマートフォルダ活用術

サイドバーにフォルダを追加する方法

Finder左側のサイドバーに、よく使うフォルダをドラッグ&ドロップするとショートカットとして登録できます。これで毎回階層をたどる必要がなくなります。

サイドバーとは

● どんな機能?

Finderの左側にある「サイドバー」は、よく使うフォルダやディスクへのショートカットを並べておける“お気に入りリスト”のようなものです。

● なぜ便利?

  • 毎回デスクトップや深い階層をたどらずに済む
  • ドラッグ&ドロップでファイルを移動しやすくなる
  • 作業効率が大幅にアップ!

● 追加方法(超簡単)

  1. Finderで追加したいフォルダを表示
  2. フォルダを左のサイドバーへドラッグ&ドロップ
  3. 「線の間」に追加されれば完了!

● 削除方法

  • サイドバーの項目を右クリック → 「サイドバーから削除」でOK(※実際のフォルダは消えません)

スマートフォルダを作成して自動分類する手順

Finderメニューから「ファイル」→「新規スマートフォルダ」を選び、検索条件を設定します。「種類:PDF」「作成日:過去7日」など条件を保存すると、自動で条件に合うファイルだけが一覧表示されます。

スマートフォルダとは

● どんな機能?

スマートフォルダは、特定の条件(例:拡張子、作成日、タグ、アプリの種類など)に一致するファイルを自動でまとめて表示する仮想フォルダです。

例えばこんなことが可能です:

  • 「過去1週間に開いた書類」だけを一覧表示
  • 「PDFだけを表示するスマートフォルダ」
  • 「仕事用タグがついたファイルだけを集約」など

● 作成方法

  1. Finderを開く
  2. メニューから【ファイル】→【新規スマートフォルダ】を選択
  3. 検索条件を入力(例:「種類:PDF」「作成日:過去7日」など)
  4. 条件を設定したら【保存】ボタンを押す
  5. 「サイドバーに追加」に✅を入れておけばすぐアクセス可能!

● 注意点

  • スマートフォルダは**実体があるフォルダではなく“フィルタ表示”**です。
  • ファイルの重複や移動は発生せず、“条件に合うもの”が表示されているだけなので安全です。

Macアプリを完全終了する方法|赤い×ボタンでは閉じない理由

【Command+Q】でアプリを終了する手順

赤い×ボタンはウィンドウを閉じるだけで、アプリはバックグラウンドで動作します。完全に終了するには【Command+Q】を使いましょう。

【Command+H】でアプリを一時的に隠す

作業中に一時的にアプリを隠したい場合は【Command+H】がおすすめです。再表示はDockアイコンをクリックするだけです。


Macのスクリーンショット保存先を変更する方法

【Command+Shift+5】で保存先を選択する

ショートカット【Command+Shift+5】を押すと、画面下にメニューが表示され、保存先を変更できます。デスクトップ以外の専用フォルダに設定すると整理しやすくなります。

保存先をデスクトップ以外にして作業効率を上げる

スクショ専用フォルダを作って保存先に指定すると、デスクトップが散らからず、作業効率が向上します。


Safariの自動翻訳を無効化する方法と設定変更

一時的に翻訳をオフにする方法

Safariのアドレスバーに表示される翻訳アイコンをクリックし、「このサイトでは翻訳しない」を選びます。

全サイトで翻訳を無効化する設定

「設定」→「Safari」→「翻訳」から、自動翻訳をオフにできます。


Macのトラックパッド感度を調整する方法

ポイントとクリックの感度設定

「システム設定」→「トラックパッド」→「ポイントとクリック」から感度やクリックの強さを調整できます。

不要なジェスチャーをオフにする

同じく「トラックパッド」設定内の「その他のジェスチャー」で不要な操作をOFFにすると誤操作が減ります。


Launchpadを無効化またはカスタマイズする方法

ジェスチャーからLaunchpadを外す手順

「システム設定」→「トラックパッド」→「その他のジェスチャー」からLaunchpadの割り当てを解除できます。

DockからLaunchpadを削除する方法

Dock上のLaunchpadアイコンを右クリックし、「オプション」→「Dockから削除」で消せます。


ControlキーとCommandキーの違いとカスタマイズ方法

ショートカットキーの基本

MacではCommandキーが主要なショートカットに使われます。コピーは【Command+C】、貼り付けは【Command+V】です。

修飾キー設定でキーを入れ替える

「システム設定」→「キーボード」→「修飾キー」からキーの割り当てを変更できます。


Excel・WordをMacで快適に使うための設定とショートカット

Mac版Officeのショートカット対比表

Microsoft公式のMac版ショートカット一覧を確認すると、Windows版との違いがすぐわかります。

効率化できるおすすめ設定

「リボン」のカスタマイズやショートカット登録で作業時間を短縮できます。


MacのSpotlight検索で作業効率を上げる方法

基本的なSpotlightの使い方

【Command+Space】でSpotlightを起動し、アプリ・ファイル・計算・Web検索を即実行できます。

無料アプリ「Alfred」で検索機能を拡張する

「Alfred」を導入すると、ショートカットで定型操作やWeb検索がさらに高速化できます。


まとめ:Macは“クセ”を知れば快適になる

最初は戸惑うMacの操作も、設定やショートカットを少しずつ覚えることで快適さが一気に向上します。

この記事で紹介した改善ポイントを試して、自分だけの使いやすい環境を作りましょう。